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HPH(ヘルスプロモーション=健康増進活動拠点病院)

吉田病院は、2013年6月28日付で、日本で第12号のHPH(ヘルスプロモーション=健康増進活動拠点病院)加盟病院となりました。HPHは、健康増進を患者さま・地域・病院職員ですすめていくWHO(世界保健機構)が推奨する国際的な病院ネットワークです。

ヘルスプロモーションでは、「健康を失う原因」の中でその人が暮らす環境を重視します。たとえば肥満の原因としての食べ過ぎや運動不足の背景の、長時間勤務、失業や貧困による食事の偏りなど、さまざまな環境を対象とします。単に「食べる量を減らして、運動しましょう」とアドバイスしても、効果が限られます。逆に、環境を健康的なものにかえれば、効果は大きくより多くの人に健康をもたらすでしょう。このような考え方をヘルスプロモーションといいます。

当院では「地域から胃がんをなくそう」とすすめている〝胃がんリスク検診推進運動〟があります。国の統計でも受診率が上がらない胃がん検診ですが、平和会では、胃がんになりやすさを採血による「胃がんリスク検査」で先に調べ、結果に応じて胃カメラ検査まで行うシステムを構築し、早期発見で大きく前進しました。まさに、地域から胃がんをなくす環境をととのえるヘルスプロモーションなのです。また〝地域認知症予防運動〟、〝健康運動教室〟などもHPHの発想で取り組んでいます。

HPHとは、日本語訳すると「健康活動支援拠点病院」となり、その意味は、地域の健康づくりには、その地域の病院が拠点となることがどうしても必要だということです。なぜならば、健康に関して最も知識と技術と人材を有しているからです。

平和会では長年、健康友の会とともに、健診をすすめるだけではなく、行政の健診制度の充実要求運動、健診結果説明会、健康班会に営々と取り組んできました。

昨年、HPHにおける最高責任者のターネセン教授をお招きして全日本民医連は交流集会を開催しました。席上、ターネセン教授は「民医連のこんないいこと、かくさないで、世界に発信してほしい、HPHに加盟して、すぐれた業績や方法をWHOに報告して欲しい」と言われ、大きな励みになりました。

これからもいっそう、「健康友の会」の会員の皆さんとの共同を大きな力に、健診活動や健康なまちづくり活動をおこなってまいります。

(健診保健予防PJ 事務長 松田誠)