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08:30〜11:45(予約制) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
症状
脱肛、出血のいずれか、もしくは両方をみることがあります。
治療
症状に合わせて薬物療法、輪ゴム結紮療法、ジオン硬化療法、痔核切除術を選択します。
薬物療法 | 軟膏や便通をコントロールする内服薬によって症状の緩和を図ります。 |
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輪ゴム結紮療法 | 痔核を輪ゴムで縛ります。2週間前後で輪ゴムと一緒に痔核が脱落し縮小します。(外来で可能) |
ジオン硬化療法 | 痔核に薬剤を注入し、硬化・縮小を図ります。(1泊~2泊の入院が必要です。) |
痔核切除術 | 腰椎麻酔下に痔核切除を行います。(3日~1週間の入院が必要です。) |
症状
急な肛門の縁の腫れ、痛み。出血を伴うこともあります。
治療
症状に合わせて薬物療法、外科的処置を選択します。
薬物療法 | 症状にあわせて軟膏や鎮痛剤を用います。 |
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外科的処置 | 痛みがひどい場合は局所麻酔下に血栓(血まめ)を除去します。 |
症状
排便時の痛み、出血。慢性化すると肛門が狭くなり、排便困難になることがあります。
治療
症状に合わせて薬物療法、手術療法を選択します。
薬物療法 | 軟膏、鎮痛剤、肛門の緊張をほぐす軟膏などを用います。便の硬い方は便を軟らかくする内服薬をお勧めします。 |
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手術療法 | 慢性裂肛で肛門狭窄を伴う場合は肛門拡張術(内肛門括約筋部分切除術、皮膚弁移動術)が必要なことがあります。 |
症状
肛門痛、肛門近傍の熱感・腫脹、排膿。30~50歳代の男性に多いとされます。
治療
肛門腺から入ってきた細菌が肛門周囲に感染巣を形成し、膿瘍を作ったものを肛門周囲膿瘍といいます。また、肛門周囲潰瘍が排膿されて瘻孔を形成したものを痔瘻といいます。肛門周囲膿瘍は切開排膿のみで治癒できるものもありますが、痔瘻は原則的に根治手術※が必要です。
※開放術式(lay open):最も基本的な術式で再発が少ない。ただし肛門括約筋を切開するため、部位によっては変形や便漏れを起こしやすく、後方の浅い痔瘻以外には用いにくい。
括約筋温存術式(coring out):瘻管をくり抜き、肛門括約筋の切開を最小限に留める術式。ただし開放術式に比べ、再発率が高い。