対象となる方
- 症状安定後もう少し経過観察が必要な方
- 退院に向けて準備期間が必要な方
- 退院に向けリハビリテーションが必要な方
- 肺炎/脱水等軽症だが入院治療が望ましい方
- 施設短期入所困難な程度の医療が必要な方
※ 通算60日を上限とする
平和会吉田病院は1928年に精神科サナトリウムとして創立され、戦後から現在まで内科・外科・整形外科・眼科等と診療科を広げてきました。精神科と身体科のケアの統合をめざした医療機関で地域に診療所や訪問看護ステーション等の事業所があります。
病を患った後も住み慣れたまちで暮らしを続けたいという皆様の願いに応えることができるよう、質の高い包括ケアにつとめたいと考えています。よろしくお願いいたします。
社会医療法人平和会
吉田病院 院長三木 隆
吉田病院の地域包括ケア病棟は、他の急性期病院での治療が終了した方、在宅療養中に具合が悪くなられた方でも在宅復帰に向けて入院が必要な方にご利用いただきたいと思います。そのために地域の医療機関様、開業医様や施設の皆様との連携を一層強めていき、地域に開かれた病棟としていきたいと考えています。
そして今後とも地域の方々とかかわりながら患者に寄り添う、支える医療が行える地域密着型病院として、いっそう役割を果たしていきたいと考えていますので、どうぞよろしくお願いいたします。
社会医療法人平和会
吉田病院 総師長藤井 真紀
地域包括ケア病棟は、急性期病棟での治療を終了して、すぐに在宅や施設へ帰るにはもう少し準備が必要な方が、さらに最長60日(個々人の状態で異なります)の入院療養をしていただくための
療養環境です。
病気で低下した体力を回復し、リハビリテーションなどの治療を行ない、また退院後の地域生活を支援するために介護サービスなどの準備を行ないます。そのため、同病棟には専任のセラピストや介護支援専門員がいます。また、ご自宅や施設での在宅療養中に状態が悪くなられた方も入院していただき、在宅復帰に向けた治療を行ないます。地域包括ケア病棟とは、「医療や介護が必要となっても、住み慣れた地域で暮らし続けたい」というご希望がある方を支援する病棟なのです。
※ 通算60日を上限とする
入院費は「地域包括ケア病棟入院料」として、投薬・検査料・レントゲン代などを含んだ1日当たりの定額となります。
吉田病院は差額ベッド代(個室料金)をいただいておりません。また、無料低額診療も実施しています。医療費のご心配がある方はご相談ください。
医師や看護師だけでなく、多職種(リハビリ、薬剤師、栄養士、ケアマネージャー等)が連携し、住み慣れた家で生きる「地域生活」を支援します。
カンファレンスの様子
体調が悪化された場合や、一時入院療養が必要になった場合は、まずはかかりつけの病院にご相談ください。
かかりつけが吉田病院の場合は、吉田病院の外来にご相談ください。
現在ご入院中の病院から紹介状を提供いただき、当院で療養いただけるかを判断します。
ご入院されている病院のソーシャルワーカーや主治医にご相談ください。
吉田病院には、下記の事業展開があります。
退院後もサポートが必要な方には各事業所と密な連携を図りながら、引き続きサポート致します。
また、急性変化に対しても一般急性期を有していますので、急性期から回復期・在宅医療まで可能な
限り対応致します。
ご病気をされた後、退院後の生活には大きな不安を感じられるかと思いますが、長年培ってきた経験を活かし、皆様の在宅生活を支援致します。
身体機能、日常生活動作、摂食・嚥下機能の改善を目的にリハビリを行い、病棟スタッフや医療ソーシャルワーカーの方々と連携を取りながら、自宅や施設への在宅復帰に向けてサポートしていきます。また、福祉用具の選定や環境整備などのアドバイスも行い、在宅でも安心して過ごせるように患者様や家族様を支援していきたいと思っています。
一般リハ科
理学療法士
入院を余儀なくされた時、身体・家計・将来その他様々な不安が出てくると思います。私たちは転院・入院等入り口の相談機能、退院・在宅準備等出口の相談機能両方で途切れず患者の皆様・ご家族の不安や困りごとに対応し、各個人の個別性を大切に支援しています。他院所様・事業所様からのご連絡にも迅速に対応するよう努めます。
地域連携相談室
医療ソーシャルワーカー