患者さんの権利 Patient rights
- 思いやりのある、人格を尊重した診療・看護を受けられます
- 自分の診断・治療等について、分かりやすい言葉での説明を求めることができます。
患者さんに説明できない場合は、代理の方への説明を求めることができます
- 治療前に、診療の説明を医師から受け、理解のうえ同意するという権利があります
- 自分の判断で治療等を拒否した場合、どういう事態になるか説明を求めることができます
- 患者さんのプライバシーは厳守され、医療者に守秘を求めることができます
(リスボン宣言-1995年-から抜粋したものです)
患者さんの義務について About patient’s obligation
医療は、患者さんと医療者間の、人と人の信頼に基づいた契約行為です。
診療にあたり患者さんには、こうした信頼と契約を遵守する義務が生じます。
- 安全で快適な療養環境を保つため、病院内での規則や病院職員の指示を守られること。
入院に際しては、「入院のしおり」に注意事項が書いてあります。
病院の職員や他の患者さんへの迷惑行為や、人権を脅かす行為(暴力、暴言、脅迫等)に関しては警察に通報し対応します
- 病状、症状等については真実を申告してください。
乳幼児の場合は保護者が、認知症の方の場合は後見人にあたる方が、また救急の意識障害の方の場合は同伴者の方が、お願い申し上げます
- 治療開始に当たり、検査の目的と結果、処置/手術内容、予想される治癒率と合併症、将来の病状など主治医から説明がありますが、医療の蓋然性としてすべての可能性と結果を提示するものではありません。
疑問があれば、患者さん側から説明を求める必要があります