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地域健康づくりブログ

人の集まるところに健康ステーションを

青栁幸利先生に聞く


中之条研究で知られた青栁幸利先生には、一度お会いしてお話を聞かせていただきたいと思っておりましたところ、うれしいことに「桜井市健康ステーション」の発足に伴う講演で来県されるとのことで、914日に会っていただけることになりました。

青栁先生は、かつて奈良女子大に勤めておられ奈良のことはよくご存知であり、ずいぶん気さくに私どもの相手をしてくださり、身振り手振りを交えた話は1時間半に及びました。

公民館などを移動して開く健康ステーション、病院や薬局だけでなく、コンビニや駅なかでの健康ステーション、乳酸菌飲料の会社と協定し宅配販売スタッフが活躍している例、医療ツーリズムのような各地から参加して体験するイベントの開催など、私たちの関心事である「1日8000歩、速歩き20分」のメッツ健康法(奈良県ではおでかけ健康法)を市民のなかに普及するにはどうすればよいのかについて、各地の経験など示唆に富む情報を数多く教えていただきました。

できるだけ人のあつまるところに健康ステーションを設けるとコミュニケーションも活発にでき、活動量計が「人を結び付ける力」となるんですね。後は、地域の特性を反映した柔軟な発想でいかに具体化するかになります。成功事例からは、行政だのみだけでは長続きしないとも。

奈良では観光スポットめぐりの旅行客に体験してもらったらなどの話もでていましたが、中国製の台頭で日本のメーカーが活動量計から撤退している状況では、中国人旅行者のみなさんに体験してもらうことで、メッツ健康法が中国製の活動量計にとりいれられることになれば、あながち悪くはないなと思ったりも。余談でした。

 
興味深いのは、医療費削減の効果は、小金井市で数万円程度の差になるとのこと。若い人たちでも医療費削減になっていて、メタボ健診を利用して活動量計を渡すと行動変容がおこるのだそうです。

「住民の5%が参加すれば変わる」と先生がおっしゃっていたのは、こういうことなのでしょう。奈良市民の5%を目標としたら・・・。がんばらなきゃ。 





 

 



 

未来に希望が持てた

石田靖雅先生が「PD-1と新しいがん免疫療法」を講演

平和会公開医療講演会




予想だにしなかった台風の接近で悪天候となった7月27日(土)午後、西大寺にある奈良県歯科医師会館講堂にて、「最先端を知ろう 健康を科学し役立てる」をテーマに、平和会公開医療講演会を開催しました。メインは、石田靖雅奈良先端科学技術大学院大学准教授による「PD-1と新しいがん免疫療法~2018年ノーベル生理学医学賞への軌跡、そして今後の課題~」の講演です。



石田先生は、本佑氏の2018年ノーベル生理学医学賞受賞のきっかけとなったPD-1の発見者であり、吉田病院の医療活動(健診センター)にも長らく協力いただいています。職員の間でお話を聞く機会をと考えていたところ、平和会の「医療機関と住民の協同で健康運動教室を発展させる指導者養成事業」が福祉医療機構(WAM)の社会福祉振興助成事業に選ばれたのを機会に、その報告会を兼ねて市民を対象とした公開講演会を開くことになったものです。



講演は、ノーベル賞授賞式の様子も含まれていてわかりやすいばかりか、PD-1発見の件では、サブストラクション(引き算)法を知るなどいくつもの出会いや、「免疫学における『自己』」の研究がしたいとの強い思いと追及の結実であったことがわかり、聞き手のみなさんの多くがまるでドラマかのような感動を覚えられたようです。


また、T細胞を抑制するPD-1の働きを悪用するがん細胞にたいしPD-1抗体でPD-L1からのシグナルを遮断し細胞殺傷活性を復活させる、いわゆるがん免疫療法の話にとどまらず、今後の研究課題にまで及びました。

3つの事実(・PD-1を持たないマウスは、老齢期になって初めて自己免疫疾患を発症する・T細胞は、がんのゲノム変異に由来する変異ペプチドを認識して活性化されるが、PD-1はそのようなT細胞の活性化を抑制してしまう・ゲノム変異が多く集積したがん細胞ほど、PD-1抗体の治療によく反応する)を一元的に、統一して理解できるモデル※ の想定は、進化の過程が垣間見え興味深く、また聴衆にとって元気が出てくるものでした。

「がん患者、その家族にとって、新しい治療の発見は、本当に希望です.難しい内容であっても、その内容を聞いて、未来に希望を持つことができることは、とてもありがたいです」と感想が寄せられています。

なお、WAM助成事業の報告についても、参加者アンケートでは皆さん理解を示してくださっており、中には「若かったらやってみたかった」など、積極的な関心を示す方も少なくなく、事務局としてうれしいことです。

今講演会には、奈良市医師会より谷掛駿介会長がお越しくださり、平和会がすすめるWAM事業について高く評価するあいさつをいただき、川げん奈良市長からは祝辞をいただきました。

参加者は93名。講師の石田先生はじめ、ビデオ講演いただいた安田先生や、来賓、後援団体、司会の田中明美先生ほか要員の皆様含め、御礼申し上げます。
 
※「本日のサマリー」

□PD-1は、動物個体の老化とともに「移ろいゆくself」に対する「自己免疫応答」を防ぐために、進化の過程で出現した分子ではないか?

□がんに対する免疫応答は、「移ろいゆくself」に対する自己免疫応答」のひとつとして、PD-1により抑制されている?

□抗体でPD-1の機能をブロックすると、「移ろいゆくself」に対する「自己免疫応答」が再活性化されてしまうが、selfから最も大きく「移ろった」がん細胞に対する免疫応答が一番強く引き出される?


(当日配布資料より)


 

平和会公開医療講演会のお知らせ

ノーベル賞につながったPD-1の発見者 石田靖雅氏が講演



私ども社会医療法人平和会がとりくむ「医療機関と住民の協同で健康運動教室を発展させる指導者養成事業」が、福祉医療機構の2019年度社会福祉振興助成事業に採用されたことにともなう報告の機会に、石田靖雅氏(奈良先端科学技術大学院大学准教授)の快諾を得て講演会を開催させていただくことになりました。


当ブログをお読みくださっている方は先刻ご承知かと思いますが、がんの新たな免疫療法や本庶佑氏の2018年ノーベル生理学・医学賞受賞へつながった、PD-1の発見者が石田靖雅先生です。発見の経緯や研究展開の課題についてお話しいただきます。


また、社会福祉振興助成事業報告では、安田義氏(神戸市立医療センター中央市民病院整形外科・京都大学医学部臨床教授)にビデオ発言をいただきます。


健康づくりとがん治療研究という異なる分野でのいずれも最先端のとりくみをご紹介する平和会公開医療講演会に、ぜひおこしください。


日  時  2019年7月27日(土)14:00~16:00
       14:00~社会福祉振興助成事業報告 14:30~公開医療講演会
場  所  奈良県歯科医師会館 講堂
             奈良県奈良市二条町2丁目9-2
参加費   無料
申し込みは、このリンクまたはスマホの方はQRコードからお申し込みください(6月17日より受付開始)




「健康寿命日本一へ 奈良県の挑戦」

 「毎日」奈良版連載に平和会のとりくみ




昨年より月1~2回のペースで20回にわたり、毎日新聞奈良版で連載された「健康寿命日本一へ 奈良県の挑戦」の記事は、奈良県内の健康づくりのとりくみや課題をとりあげた意欲的で示唆に富んだ内容が、大いに参考になったものです。


うれしいことに、その最終回(2019年5月27日付け)は、私たち平和会のとりくみの取材記事でした。

健康運動教室が介護予防に成果をあげ、厚生労働省の「第6回健康寿命をのばそう!アワード」にて健康局長優良賞を受賞したこと、地域に健康運動教室を広げるためには、事業に法上の制約を受ける医療機関がとりくめるように、市の「保健福祉事業」として位置づけることの必要や、平和会が提唱する「指導者養成事業」が今年度の社会福祉振興助成事業に認定されたことなど、くわしくふれられています。

「介護予防と保健事業の一体化には医療機関も参加するのが望ましい」とは、今日の厚生労働省の考えです。奈良市医師会長の積極的な言葉も紹介されています。

「医療と福祉 垣根どこまで」と課題も明白にした記事は、今後行政の協力を得ることをめざす上でも、私たちのとりくみに大きな力となると思っています。





医療機関と住民の協同で健康運動教室を発展させる指導者養成事業

WAM(福祉医療機構)による助成内定



4月3日、福祉医療機構(WAM)の2019年度社会福祉振興助成事業募集に、わたしたち平和会の「医療機関と住民の協同で健康運動教室を発展させる指導者養成事業」が選ばれ、上限700万円の単年度事業が内定しました。

健康運動教室は、健康友の会と平和会との協力で発展してきましたが、指導者を養成するあらたな事業にとりくむことで、平和会ばかりか、市内のあらゆる医療機関様で実施が可能となり、市内各地で身近な教室が数多く開かれることできると考えるものです。

具体的には、助成金を利用してボランティア健康運動指導者養成講座の開講(インターネットを利用)や、活動量計貸し出しによる奈良市版「おでかけ健康法」体験事業に取り組んでいく計画です。

指導者養成のためのテキスト作成にあたっては天理大学体育学部体力学研究室中谷敏昭教授や平和会健康友の会の協力をいただきます

 今後、他の医療機関や薬局に事業への参加をよびかけるために、市内の医療関係団体の協力をお願いするとともに、健康運動教室を奈良市の保健福祉事業(介護保険の横だし事業)に位置づけをめざし、市にも働きかけていく考えです。

 健康運動教室が一医療機関のとりくみから、市民の健康寿命延伸に向けた全市的な医療機関のとりくみへと、大きく発展していく可能性を開いた点で、今回の助成内定は画期的なものになります。


参照
WAMホームページ プレスリリース


自分で試してみてください 「ひさやま元気予報」


  健診(検診)を受けてなくてお亡くなりになったと聞いたときには、仕事柄、残念でならない気持ちになります。ましてや一緒に何かすることが多かった方だとなおさら。それだけに日頃から健診の促進には無関心でおれません。
 そんななかで教えてもらったのが、その名もユニークな「ひさやま元気予報」という、新たな生活習慣病発症予測ツールです。
 昨年平成30年9月18日から運用開始され、「ふくおか健康づくり県民運動」の情報発信サイトで見ることができます。 

 「ひさやま元気予報」は、50年以上にわたり九州大学と久山町が協力して実施している疫学調査「久山町研究(注参照)」の最新の成果を活用し、糖尿病等生活習慣病の発症リスクを予測するもので、だれでも無料で利用できます。
 「ひさやま元気予報」へのアクセスはこちらから。 
 
 「 年齢、体重、血圧、血糖値等を入力・選択すると、5年後、10年後の糖尿病等の生活習慣病の発症確率や同性同年代の人と比較した発症リスクが天気予報の形で表示されます。
 また、体重を減らした場合や禁煙した場合など、具体的な健康づくりの取組みにより、どの程度発症リスクが低下するか、シミュレーションすることもできます。曇から晴れ、快晴と表示が変わるのを見ていると、頑張ろうかとモチベーションもあがるというもの。 
  
 これは良いと思ったのですが、「営利目的・非営利目的を問わず、本サイトを第三者の保健指導やそれに準ずる行為のために使用することは禁止」されています。残念ですが、個々人で試していただくしかありません(検診結果必須)。せめて紹介することにいたしましょう。
 

注)久山町研究
 「九州大学と久山町が協力し、久山町の住民を対象に、50年間以上にわたり生活習慣病(脳卒中・虚血性心疾患、悪性腫瘍・認知症など)の疫学調査(久山町研究)を行っているもの」。
 「久山住民は全国平均とほぼ同じ年齢・職業分布を持っており、偏りのほとんどない平均的な日本人集団であったため、疫学調査の地として久山町が選定された」。
 「住民の協力により、亡くなられた方の多くを剖検するなど、精度の高い調査を実施」。


引用は福岡県ホームページより

井上
















「グループ運動」転倒リスク低い

成城大学林尊弘助教らのグループが行った研究について、テレビ報道があったことを近藤克則先生よりメールでお教えいただきました。

NHK東海のニュース番組での報道でしたので、ご存知ない方が多いかと思い、紹介させていただきます。

報道の内容は、高齢者が運動する場合、グループで行った方が1人で行うより転倒するリスクが低くなるという研究結果を、愛知県東海市にある星城大学などの研究グループがまとめたというものです。

教えていただいたプレスリリースによれば、65歳以上の要介護認定を受けていない男女へのアンケート調査行ったJAGES(Japan Gerontological Evaluation Study, 日本老年学的評価研究)プロジェクトのデータを使用し、19,257人の回答を分析。

分析対象者のうち、運動をしていない人は7,598人、「1人」で行っている人は7,849人、「グループを含む」運動をしている人は3,810人で、転倒経験(複数回)は887人(4.6%)の高齢者で経験しており、運動をしていない人で456人(6.0%)、運動を1人で行っている人で327人(4.2%)、グループを含む運動を行っている人で104人(2.7%)。運動実施パターンと転倒経験との関連の分析の結果、運動を1人で行っている人よりグループを含んでいる人で転倒が少ないことがわかったということです(オッズ比0.75、統計学的有意差あり)。

グループ形式での健康運動教室の展開をめざして取り組む私たちにとっては、力強い励ましとなるものに思います。

井上


報道
プレスリリース


11月3日の吉田病院健康まつりでおでかけ健康法をPRします

医療講演会や健康チェック、吹奏楽演奏、こどもの広場、模擬店など盛りだくさんなまつりです



11月3日(土)の祝日の日、奈良市西大寺赤田町の吉田病院では、病院創立90周年、平和会健康友の会創立30周年を記念する健康まつりが開催されます。10時~14時 入場無料、荒天中止。

健康まつりでは、医師や専門家による「これって認知症?」の話や地域緩和ケアにたずさわる医師より「もし・つた」のタイトルでもしものことを伝えてゆこうとの内容の医療講演会が行われます。また、恒例の健康チェックをはじめとする「あんしん健康フェア」や「健康づくりのブース」があり、平城中学吹奏楽部の演奏会や奈良蟻の会のコンサートも催されます。他にも「写真でふり返る吉田病院の90年」他の展示や特別展、「こどもの広場」ではおやつコーナーやスーパーボールすくいと、盛りだくさんなイベントになっています。来場者には記念品のプレゼント、福引きもあり楽しみです。

今回のまつりでは、「おでかけ健康法」(メッツ健康法)をしっかりアピールしようと、企画に加えてもらいました。奈良県に講演も依頼し、スポーツ用品メーカーのミズノ(株)に協力いただいて、メッツ健康法の紹介や活動量計の展示、体験ができるように準備をしていますので、ぜひお越しください。


(井上)

●メッツ健康法の紹介(T&S通信掲載)
  シリーズ①~④
  シリーズ⑤~⑧







せっかく歩くのなら、おでかけ健康法(メッツ健康法)

中之条研究が明らかにした、18000歩・うち速歩き20分があらゆる病気をふせぐ


奈良県ホームページより


健康づくりといえば、まずウォーキングを思い浮かべます。
何もしないよりはましと思われがちですが、漫然と歩いていてはダメ! 逆に運動はしすぎてもリスクがある。あらゆる病気の予防には、18000歩・うち速歩き20分の歩行がよい。

これをメッツ健康法と名付け提唱しているのが、東京都健康長寿医療センター研究所の青栁幸利博士です。

先生が、群馬県中之条町において18年にわたり65歳以上の住民5000人の協力で行ってきた研究の結果、1日の「歩数」と「中強度の活動時間」が少なくなるほど、各病気の有病率が高くなることが明らかになりました。これが元となり、中強度の身体活動を日常的に管理することで、さまざまな病気の予防が可能とするのがメッツ健康法です(冒頭の表参照 METsとは?、中強度は年齢により異なってくる、など詳しくは添付ファイル参照)

エビデンスがあって無理なく、今運動をしていない人は4000歩からはじめ、1000歩ずつふやしていくという具合に、目標も明確で立てやすく感じます。これは大いに普及する価値があるのではないでしょうか。

要は中強度になりますが、今では中強度の身体活動あるいはMETsが測れる歩数計(活動量計)も各種市販され、価格も手頃なものができてきています。

スマホにも歩数計が備わるご時勢ですから、中強度が測れる活動量計を用いて、より科学的で安全と思える歩行をすすめているメッツ健康法は、ポピュレーションアプローチとしてもかなり有望に感じられます。

すでに、奈良県は平成26年より「おでかけ健康法」の名前で、活動量計の貸し出し、あるいは無償貸与でとりくみをすすめており、一定の成果もあげて、全国から注目もされています。
身近な薬局でとりくんでいるところも見られます。

せっかく歩くなら、あらゆる病気(11疾病、病態)が予防できるメッツ健康法! 全国民がとりくめば、結果医療費抑制にも大いに貢献できるのではないでしょうか。

メッツ健康法、おでかけ健康法を大いに広げたいものです。

みなさんは、どうお思いでしょう。ご意見などいただけると幸いです。

関心をお持ちの方、もう少し知りたいという方は、インターネットで検索するか、平和会職員、健康友の会会員向けに作成した紹介記事がありますので、そちらを下記のリンクからご覧ください。
記事は、いろいろ調べ、聞き知ったことをまとめたものですが、勉強不足により、認識の不正確なところや表現に不適切があるかもしれません。ご容赦ください。

(井上)

●メッツ健康法の紹介 (順次公開)
  シリーズ①~④ 公開済
  シリーズ⑤~⑧ 公開済

今年も「気軽に 健康チャレンジ」

平和会健康友の会

気軽に健康チャレンジ募集ビラ

平和会健康友の会では、好評の「気軽に 健康チャレンジ」の時期を迎えました。今年で8回目。

友の会会員世帯を対象に、9月から11月までのうち8週間をチャレンジ期間として健康づくりに挑戦し、目標が達成できれば達成賞として500円の図書券がもらえ(世帯で1つ)、もし達成ができなくても記録用紙を提出すればもれなく参加賞がもらえるというもの。

チャレンジメニューは①体重計のるだけ(ダイエット)②ウォーキング熊本編(地図上で熊本巡り)③歯っぴー歯みがき④いきいき元気体操⑤自由チャレンジ(自分に合った目標を決めれます)の5つ。

地図上に歩いた跡を塗っていくことですっかりその気になれると人気のウォーキングは、今年は震災から少しずつ姿かたちを取り戻しつつある熊本に思いをはせて歩いて見ようと呼びかけています。自分で目標が決められたり、目標の70%相当(ウオーキングは75%相当)が達成の目安となっていて、楽しく気軽にチャレンジできるのはうれしいですね。

過去には「これで禁煙できました」という方もおられます。あなたもチャレンジしてみませんか。ただし、友の会会員・家族であることが条件です。平和会健康友の会についてお知りになりたい方はこちらをご覧ください。

(井上)
奈良市在宅医療・介護連携支援センター開設記念研修会

松田誠氏が講演


奈良市在宅医療・介護連携支援センターのFacebookより
2018年7月25日(水)、奈良市医師会館にて「奈良市在宅医療・介護連携支援センター開設記念研修会」が開催されました。

「奈良市在宅医療・介護連携支援センター」は、今年4月1日より奈良市医師会が奈良市の受託事業として開設したもの。同センターは、医療と介護の両方を必要とする高齢者等が、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けられるよう、地域における保健、医療、介護及び福祉に関する関係者相互間の在宅医療及び介護に対する理解を深めるとともに、地域に住む人々への支援を行う上での課題を解決するため、円滑な連携体制整備の推進を目的としています。

この日の研修会では、市長、市医師会長の挨拶の後、基調講演、事業説明が行われ、終了後に希望者のセンター見学がおこなわれました。基調講演は2つ。安井敦史氏(株式会社UTケアシステム作業療法士)が「地域包括ケアシステムにおける自立支援型サービスの視点」を、松田誠健康運動指導士(社会医療法人地域健康づくりプロジェクトチーム)が、「地域の健康づくりについて」をテーマに講演しました。

松田氏は、「最後まで在宅で暮らせる体づくり」を強調し、在宅療養の限界を上げるもう一方のとりくみとして、奈良県のすすめる「おでかけ健康法」などにふれながら、「じきんじゅば運動」の考え方の必要や、それにもとづく私たちの健康運動教室とりくみの意義、エビデンスなどを地域の声や学術的評価、国の評価をもとに明らかにし、地域における健康づくりとしてのとりくみの今後の課題と可能性を語りました。

松田氏のプレゼンテーションはこちらです(PDF)。
は「奈良市在宅医療・介護連携支援センター」の業務内容紹介ビラから。

(井上)










奈良民医連医療介護活動学習交流集会でとりくみ報告

各報告に職場・病院あげたとりくみの意気込み感じる





421日に開催された奈良民医連医療介護活動学習交流集会にて、平和会からもとりくみの報告をおこないした。森駿志平和会組織課長による報告「『健康運動教室』の取組と展望」の内容はこちらGoogleドライブ)にアップしましたのでお知らせします。

当日の学習交流集会では、日本HPH ネットワークの船越光彦先生(福岡医療団理事長)が「健康格差とヘルスプロモーション」と題して講演くださり、とりくみの意義や課題を詳しく、かつわかりやすく話していただき、HPH(ヘルスプロモーティングホスピタル&ヘルスサービス)への認識を深めるのに大いに役立ちました。

そればかりか、「HPH評価介入シート」や「健康の決定要因のカルテ記載」をはじめとした進んだ取り組み事例の紹介を聞き、これらの例ではきめ細かく多面的で、「全ての場面にヘルスプロモーションを」ととりくみが進められていること、わたしたち吉田病院のとりくみはまだまだこれからと思い知らされた気がします。

奈良民医連傘下の各法人のとりくみは、まだ緒についたところかもしれませんが、当日の集会で行われた他法人の活動報告では、「カイゼン活動、キラリハット報告」や「SDHアンケート・問診」、「ボランテア活動を通じた地域づくり」など、いずれも職場、病院をあげてでないとできないとりくみがすすめられていることに、各法人の意気込みが感じられ、敬服したしだいです。

平和会吉田病院からも「『健康運動教室』の取組と展望」と題する報告により、「健康的な都市づくりに向けて医療・福祉現場からの対案を」と積極的な問題提起を行うことができました。

こうした学習交流会を企画し、運営してくださった皆様にも感謝いたします。

(井上)
J‐HPHに吉田病院の取り組みが掲載されました

日本HPHネットワークのホームページ


日本HPHネットワークのホームページの「加盟事業所の取り組み」に、社会医療法人平和会吉田病院のヘルスプロモーションの取り組みが掲載されました。


HPHとは、Health Promoting Hospitals & Health Servicesの略。ヘルスプロモーションは、「人々が自らの健康をコントロールし、改善することができるようにするプロセスである」とWHO(世界保健機関)が1986年に採択したオタワ憲章で定義された概念であり、これにもとづき、ヘルスプロモーションを地域で実践する病院であるHPHを世界に広げようと、1990年に国際ネットワークが発足しました。


日本では、日本病院会や全国自治体病院協議会などが発起人となり、「患者・職員・地域住民の健康水準の向上をめざし、住民や地域社会・企業・NPO・自治体等とともに健康なまちづくり、幸福(Well-being)・公平(Fairness)・公正(Equity)な社会の実現に貢献することをめざす(健康水準の向上と幸福・公平・公正な社会)。」(会則より)ことを目的に、日本HPHネットワークが2015年10月に結成されました。


吉田病院は日本のネットワークが結成される前の2013年に、日本で12番目のHPH加盟病院となっていました。今回の「加盟事業所の取り組み」では、この間の健康運動教室の取り組みの紹介が
もっぱらとなっています。


HPHについてや「加盟事業所の取り組み」はこちらをご覧ください。










アワード受賞を契機に、健康づくり運動のあらたな展開を

- ブログをはじめます -


↑「第6回健康寿命をのばそう!アワード」受賞式(1113日)には松田誠健康運動指導士が出席しました。
WHOのすすめるHPH(ヘルスプロモーティングホスピタル)の理念の具現化のひとつとして、平和会でとりくんできた「友の会健康運動教室」が、2017年度の厚生労働省スマートライフプロジェクト「第6回健康寿命をのばそう!アワード」優良賞を受賞しました。


「スマート・ライフ・プロジェクト」は、「健康寿命をのばそう!」をスローガンに人生の最後まで元気に健康で楽しく毎日が送れることを目標とした国民運動をかかげるとりくみです。

平成24年度よりスマート・ライフ・プロジェクトの一環として、生活習慣病予防の啓発活動の奨励・普及を図ることを目的とした表彰制度が設けられました。これが「健康寿命をのばそう!アワード《生活習慣病分野》」です。

6回目を迎えた2017年度は、計70件の応募があり、優れたとりくみとして厚生労働大臣最優秀賞1件、企業、団体、自治体の部門ごとに同優秀賞が各1件、各5件内とされる健康局長優良賞については企業部門4件、団体部門3件(←平和会はここ)、自治体部門5件、保険局長優良賞が2件の受賞となりました。

審査では、スマート・ライフ・プロジェクトの趣旨に合致、科学的な根拠があることが重視されるとともに、啓発効果、独創性、他団体の参考となるヒント、革新性、提案製、先進性、新規性、普及性、費用対効果、計画性なども評価のポイントとなっています。

「楽しい、近い、廉価、安全、効果があり、”人持ち”になれる医療法人の健康運動教室」のタイトルで受賞した平和会の健康運動教室は、医療機関としてHPHの趣旨に則った実践にとりくんでいること、運動の成果を科学的に検証していることなどが評価されたものとみられます。

今後の健康運動教室のとりくみについては、地域住民自身のなかに健康運動の指導者を養成し、この人たちに依拠したとりくみを広げていく、そのために必要となる援助を専門家から得られる状況をつくりだしていくことが不可欠と考えています。今回の受賞が、HPH活動の一層の促進、健康運動教室の情勢にふさわしいあらたなとりくみの発展への、きっかけとなれば幸いと思っています。

その第1歩として、ブログをはじめることになりました。平和会での健康づくりのとりくみの紹介とご案内、健康情報の共有や交流の場となることを願っています。

社会医療法人平和会組織課


●厚生労働省
●平和会
 応募文書・同要約・付属資料集
●受賞報告会(インフルエンザの流行で中止になりましたので予定していた報告を掲載します)
 各報告







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地域健康づくりについて

社会医療法人平和会吉田病院では、民医連病院として無差別平等をかかげ、長年働く者の立場に立った医療をこころがけてきました。また、社会保障の充実をめざすとりくみを瞳のように大切にし、友の会会員の皆様や地域住民の皆様と一緒になって地域からの健康づくりにもとりくんでまいりました。

吉田病院のこうしたとりくみは、WHO(世界保健機関)のすすめるHPH(ヘルスプロモーティングホスピタル=健康増進活動拠点病院)の理念とも合致し、日本で12番目の加盟病院となり、WHOのSDH(健康の社会的決定要因)の観点で、健康実現のハードルを少しでも押し下げたいなど、日々実践に努めているところです。

これらのとりくみのひとつである健康運動教室が、2017年に賞を受賞したことを機会に、私ども病院によるHPHのとりくみの一層の広がりや、地域からの健康づくりのとりくみの発展を願い、このページ(地域健康づくりのページ)を設けることにいたしました。健康運動教室をはじめ健康友の会の皆様と共にすすめているとりくみやイベントの紹介、ご案内、健康情報の共有、あるいは交流の場となれば幸いです。

厚生労働省スマート・ライフ・プロジェクト 健康寿命をのばそう!AWARD

平和会の健康運動教室のとりくみは「厚生労働省スマート・ライフ・プロジェクト第6回健康寿命をのばそう!アワード」(2017年)で優良賞を受賞しています。

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